国道191号線から少し入ったところに駐車場があります。少し歩けば、すぐに豊かな自然の中へ。大きな岩々をすべり落ちる清流と美しい苔の絨毯に魅了されながら、沢の音と共に歩みを進めれば、爽やかな森の空気が疲れた心と身体にスーッと沁み渡り、いつのまにか前向きな気持ちになり、回復した自分に気づきます。揺れるこの葉や揺らぐ水面に目を凝らせば、たくさんの小さな生き物たちにも出会えます。
奥匹見峡には、ホンシャクナゲが群生しており、5〜6月には淡紅色の優雅な花を咲かせます。夏は豊かなで心地よい緑、秋の美しい紅葉、冬には音のない雪景色と、四季を通して違った表情を楽しむ事ができます。
最奥部では、大竜頭と呼ばれる落差53mの滝が出迎えてくれます。終着地点に相応しい雄大な姿は、本当によく来たと、労をねぎらってくれているかのよう。滝の流れにパワーをもらって、明日からまた頑張るぞ!と元気になること間違いなし。